磁石大国、ニッポン

世界最強の永久磁石であるネオジム磁石は、ネオジム(Nd )、鉄(Fe)、ボロン(B)を主成分としている希少類磁石です。

1984年に日本の住友特殊金属(現在の日立金属)の佐川眞人博士らによって発明されました。

特徴としては、

(1)世界で最も強力。

直径1cmのネオジム同士を吸着させただけで、普通の人の力では真っすぐには引き離せなくなるくらい強力です。

また、この直径1pのネオジムで鉄製金属壁にA4の用紙を20枚以上はさむことができます。

(2)銀色のニッケルめっき光沢加工をします。

錆びやすい性質があるために、一般的には表面にニッケルメッキを施していますので、外観は銀色の金属光沢をしています。

(3)高温度での使用には注意。

温度に対する磁力の変化が比較的大きいため、100℃以上の高温使用の場合は適切な形状や材質の選択が必要です。

ネオジム磁石の主な用途としてはHDDやDVD用モーター、小型スピーカー、時計、携帯電話、自動車、ハイブリッドカー、電気自動車、精密工作機械、各種ロボット、磁気センサー、医療機器等幅広い用途があり、小型化、高性能化を目指す分野では、その市場はますます拡大しています。